詳細内容 | |
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発行年 | 2011年 |
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タイトル | 可変境界型骨組膜構造の提案と有限要素解析による基礎的検討 |
著者 | 大泉修、新谷眞人 |
概要 | 既往の骨組膜構造物の解析では、剛境界を仮定しているため、膜材と境界骨組部材の相互作用の影響は考慮せず、膜面のみの解析が行われる。よって、境界部材は剛強なものになる。これに対し、弾性を有する境界部材と膜材聞に相互に作用する力が釣り合う形状を求めることで、剛境界で求められる境界部材より小さな剛性の境界をもつ、新たな膜構造システムの実現が可能になると考えられる。 本論では、膜材と弾性境界部材の相互作用力を求める連成解析を実施することで、提案するシステムの力学性状の基礎的な考察をおこなう。 連成解析には、構造解析として一般的に用いられている有限要素法を採用する。境界部分は、幾何学的非線形性を考慮した弾性梁要素でモデル化をおこない、相互作用により大変形する境界部材の力学性状を把握可能なものとしている。 |