詳細内容 | |
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発行年 | 2021年 |
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タイトル | 密閉型レンズ状二重空気膜構造の構造特性の把握と内圧設定手法の提案 |
著者 | 与那嶺仁志(Arup Japan)、 岡田 章 (日本大学)、 宮里 直也(日本大学)、 廣石 秀造(日本大学短期大学部)、 進藤 隆太(梓設計) |
概要 | レンズ状二重空気膜構造の内圧制御は、常に内圧を一定に維持する「定圧型」の仮定に基づく手法が一般的である。しかし、内部空気量(内部体積)が小さい構造では、風荷重などの瞬間的な荷重増加に対して、内圧制御の時間的遅れを考慮すると、内部空気が密閉された「密閉型」に近い挙動を呈すると考えられる。「密閉型」として評価するためには、内部体積変化に伴う内圧変動を考慮する必要があるが、この種の検討を考慮した内圧設定手法は提案されていない。 以上を踏まえ、本論では内圧制御を必要としない密閉型の実用化を目的として、密閉型の挙動に対する評価技術を確立し、その特性に留意した構造設計フローと内圧設定手法の提案を行う。 |