詳細内容 | |
---|---|
発行年 | 2019年 |
ダウンロード/download | |
タイトル | 骨組膜構造鋼屋根の支持方法の一提案とその耐震有用性に関する検討 その2RCの下部構造とH形鋼で支持された鋼屋根等の耐震設計計算手順の提案 |
著者 | 加藤史郎(豊橋技術科学大学)・染谷健太(太陽工業)・和田直記(太陽工業)・吉野達矢(太陽工業)・中澤祥二(豊橋技術科学大学) |
概要 | フラットな空間骨組鋼屋根は、骨組膜構造の基本骨組であり、また、一般の体育館等の骨格としてしばしば使わる。周辺でピン支持あるいはローラー支持されたこの種の置き屋根形式の空間構造では、既往の地震において支持部のベースモルタルやアンカーボルト等の破壊や支持部近傍の部材に損傷が見られた。前報では、このような被害を抑制する工法として、RC下部構造の上に曲げ系の鋼柱を直列的に設置する工法を提案し、地震時の屋根、桁面のRC柱と鋼柱、妻面の耐震鋼ブレース、また、妻面のRC骨組みに作用する地震力、および生ずる変形を分析し、その結果に基づき提案工法の有用性を検証した。これらの地震応答性状を踏まえ、今回の報告では、提案工法による骨組み膜構造の鋼屋根、桁面および妻面の耐震計算法についてその基本的考え方を提案する。 |