詳細内容 | |
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発行年 | 2012年 |
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タイトル | 空気膜構造の作用風圧と構造強度に必要な内圧制御に関する基礎的研究 ―境界層乱流中における柔模型を用いた風洞実験― |
著者 | 加藤優輝、丸田榮藏 |
概要 | 本論文では,角丸長方形平面を持つ最小曲面積形態の空気膜構造を対象にした風洞実験を行っている。実験は,縮尺1/250の境界層乱流中において3種類のライズを対象とした柔模型を用いた風洞実験であり,ドームの作用風圧と構造強度に必要な内圧制御について検討を行ったものである。具体的には,作用風圧に関しては,柔な膜体に作用する風圧性状を把握し,剛体模型との差異を明らかにすること,ドーム局部に作用する変動風圧の特性,およびドーム外表面の空間的に作用する変動風圧の特性についての検討である。また,内圧制御に関しては,境界層乱流中での内圧制御について一連の実験を行い,一様流中の実験結果と比較・検討する。さらに膜張力に関する相似性に基づいて強風時の膜体変形に対する風圧抵抗に必要な内圧として加圧を考慮すべき風速の評価方法について検討する。 |