詳細内容 | |
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発行年 | 2010年 |
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タイトル | 弾性的境界を有する等張力曲面の形状解析に関する基礎的研究 |
著者 | 大泉修、川口健一、新谷眞人 |
概要 | 既往の膜構造物の形状解析では、剛境界を仮定し、膜面のみの解析が行われる。よって、境界部材は剛強なものになる。一方、境界の曲げ部材と等張力膜の相互作用により釣り合う形状を求めることで、剛境界では成し得ない、軽い境界を持った新たな膜構造システムの実現が可能になると考えられる。そこで、本研究では、膜張力により変形する境界部材として、釣り糸として用いられるテグスを用いた石鹸膜実験をおこない、境界部材と等張力膜がつくる系の形状決定原理の考察をおこなう。また、このような系の力学性状を把握するために、2つの方法を述べる。1つ目は、石鹸膜実験の3次元測定による方法で、2つ目は、空間曲線の曲率・捩率を用いた境界形状の記述法についてである。 |