詳細内容 | |
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発行年 | 2008年 |
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タイトル | 座標仮定有限要素法を用いた張力構造の動的解析 |
著者 | 本間俊雄、佐伯裕介、坂中玲子 |
概要 | 著者らは安定形態の座標値を直接未知量とした、ケーブルや膜材で構成する張力構造の幾何学的非線形解析手法を座標仮定有限要素法により提案し、裁断図解析や動的解析例を示してきた。解析手順は、平面上(自然状態)のケーブルや膜材を基準に、3次元空間上で構成する張力構造の応力・変形解析を可能としている。本論文は、これらの内容を発展させ、通常、座標仮定の定式化ができない梁要素を導入した張力構造(複合構造)の動的解析例を示す。その際、膜材の裁断図解析を繰り返すことで、比較的荒い要素分割による裁断線から細かい要素分割による裁断線を決定する。動的解析では、細かい要素分割による裁断線を利用し、風荷重を想定した懸垂物を有する複合構造の挙動を調べる。 |