詳細内容 | |
---|---|
発行年 | 2001年 |
ダウンロード/download | |
タイトル | 一方向懸垂吊膜屋根の風による静的変形の数値解析 |
著者 | 中藤誠二、木村吉郎、野村卓史、藤野陽三 |
概要 | 懸垂吊膜は簡易な構造形式であり、ダム施工時の防雨用の仮設構造物としての利用が検討されている。本研究では流体と吊膜の連成解析の第一段階として、ナビエ・ストークス方程式に基づく有限要素流体解析と2次元吊膜モデルを連成させて風による吊膜の静的変形と作用する空気力を求めた。流体と構造の連成の程度が大きいため、減速緩和法と変位に打ち切り制限を設けた荷重増分法により計算を安定化させる手法を用いた。その際、各計算ステップにおける変形形状に対する空気力を効率良く求めるためにALE法を応用した解析手法を構成した.サグ比と風速による流れ場と膜形状の変化を考察するとともに、既往の実験結果との比較を行った。 |