詳細内容 | |
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発行年 | 1997年 |
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タイトル | 膜構造物内の音場の実測とその改善に関する提案 |
著者 | 高木直樹、佐藤卓郎 |
概要 | 体育施設として建てられた膜構造建築物において、講演会や音楽会が開催されることがある。こうした場合に、膜構造物の内部で音が響きすぎることにより、良好な聴取ができないことがある。こうした問題を検討するために、4つの膜構造建築物で音場を実測した。その結果、膜構造建築物は、残響時間が特に高周波数繊で長い傾向があり、明瞭度認験結果あるいはRASTIの結果が良好ではないことが分かつた。こうした点を改善するために、床、壁、天井面での吸音処理を試み、残響時間、RASTI値がどの様に変化するかを実験した。また内膜として使用が可能であると考えられる、透光性のあるガラス繊維の透光率、残響護法吸音率を求め、その利用の可能性を検討した。 |