多雪地域における膜構造物を対象とした屋根上積雪荷重の評価方法に関する研究

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発行年 1997年
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タイトル 多雪地域における膜構造物を対象とした屋根上積雪荷重の評価方法に関する研究
著者 山口英治、苫米地司
概要 膜材料は、可視光範囲の透過率が高く明るい室内空間を創り出すことができる。従って、多雪地域における膜構造建築物は、この明るい室内空間を確保するため、融雪と滑雪を併用するなど屋根雪を速やかに滑雪処理する工夫を施している。しかし、現在、膜構造建築物の屋根上積雪荷重は、積極的に屋根雪処理を行わない建築物と同等の荷重評価を行っているのが一般的である。この原因は、これまで多雪地域に膜構造建築物の建設実績が少なく屋根雪の処理方法に関する有効性が十分に把握されていないためと考える。本研究では、多雪地域における膜構造建築物の合理的な屋根上積雪荷重の評価を行うための資料を蓄積することを目的に、多雪地域における膜構造建築物の屋根上積雪状況について現地管理者を対象としたヒアリング調査および現地調査を行った。