風洞気流中の懸垂膜のフラッター挙動とその振動特性

詳細内容
発行年 1995年
PDF ダウンロード/download
タイトル 風洞気流中の懸垂膜のフラッター挙動とその振動特性
著者 南宏和、奥田泰雄、川村純夫
概要 風洞実験の結果、サグをもって両端支持された懸垂膜は、乱れの小さい一様気流をうけると、正弦波形に似た単純な進行波形をもっフラッター状態を安定にとることがわかった。そして、このフラッター振動数は気流速度と線形関係をもつことがわかった。その気流速度・振動数直線の傾きに膜支持間隔を乗じた無次元パラメタは、質量比との間で一つの関数関係にあると推測された。さらに、このフラッター状態において測定した波形進行速度の気流速度に対する比は0.4~0.7であった。この比は重い膜ほど小さくなる傾向がみられた。