大規模エアードームの快適性評価に関する実測

詳細内容
発行年 1993年
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タイトル 大規模エアードームの快適性評価に関する実測
著者 佐野武仁、田中耕太郎、田中儀治、辻博美
概要 博覧会の展示施設や寒冷地の室内グランド・体育館などで盛んに採用されている膜構造建築物は、夏期には、冷房負荷や膜面の輻射熱などの問題があり、その改善と室内の快適性が要求される。しかし大空間構造物では、室内全域を空調することはエネルギー消費の点や経常費の面からも問題がある。そこで一般にはスポット空調(夏期はスポットクーリング)が採用されている。筆者らは膜構造建築物の室内環境の快適性向上を目的とし、横浜再開発地区に建設された大規模エアドーム ”Y G ドーム"の環境実測を約2年間に渡り行った。本稿ではその実測結果から、スポットクーリングを行っているエアドーム内の夏期の快適性評価について発表する。