局部破壊を有する膜材料の織構造モデルによる応力変形シミュレーション

詳細内容
発行年 1992年
PDF ダウンロード/download
タイトル 局部破壊を有する膜材料の織構造モデルによる応力変形シミュレーション
著者 小松清
概要 膜構造建築物に用いられる膜材料の力学的性状は、幾何学的非線形性、材料非線形性が強いことがよく知られており、またこの複雑な非線形性がどのような要因で生じるのかということを解明するために古くから様々な形で研究が行われてきた。著者らは、今日までこの重要課題を解明するためにミクロ、マクロさらには静的、動的な観点から膜材料試験を行ってきた。その結果、実際の膜材料の力学的性状に近い新しい膜材料の構造モデルを構築するに至った。本論文は、その構造モデルを用いてクラックを有する膜材料の応力変形解析を行って得られた結果と膜材料試験結果との比較検討を行ったものである。