詳細内容 | |
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発行年 | 1992年 |
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タイトル | 低次四辺形膜要素による振動解析 |
著者 | 正問典夫 |
概要 | 複雑な曲面形状を有する膜構造物の動的非線形挙動を促えることが重要な問題となってきている。本報では、計算効率面で有効性の期待できる低次四辺形膜要素(双一次四辺形要索の面内積分次数を低減し、面内1点積分とした要素) をサスベンション膜構造振動解析問題に適用し、基礎的な振動特性の把握を試みる。はじめに、数値時間積分にニューマークのβ法を用いた非線形応答解析手法の概要について述べる。そして、平面矩形膜の横振動解析により解析アルゴリズムの妥当性を確認し、減衰の影響について検討する。次に、最も基本的なHP曲面の自由振動解析を行い、種々の設計条件が振動性状へ及ぼす影響と仮定する減衰の解析解への影響について検討を行う。 |