恒久的膜構造材料の耐候性について

詳細内容
発行年 1989年
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タイトル 恒久的膜構造材料の耐候性について
著者 高畠栄治
概要 恒久膜構造材料として実用化されているガラス繊維布とフッ素樹脂の複合膜は、米国において16年来の実績があるが、日本においてはまだ歴史が浅く耐久性に関する検討も少ない。特に日本の場合、北から南へと細長い地形になっており、その環境の変化たるや著しいものがある。本報告ではこのような環境変化に対して膜材科がどのように変化するのかを確認すべく札幌、横浜、埼玉、沖縄の4ヶ所にて長期の耐候性試験を実施しているので、この内容について報告する。結果としては、日本国内での気象条件の変動では(5年間) ほとんど性能の変化が生じないということがわかった。