詳細内容 | |
---|---|
発行年 | 1987年 |
ダウンロード/download | |
タイトル | 膜構造の形態の統一理論について |
著者 | 安宅信行 |
概要 | 膜構造の形状解析には初期の釣合形状を求める問題(ここでは、これを狭義の形状解析問題という)と、萎んだ風船などに空気を炊き込んで安定した形態を求める問題(ここでは、これを広義の形状解析問題という)の二種類の形状解析問題の存在が知られている.これらの問題はこれまで別々の問題として考えられてきたが、狭義の形状解析問題に「0次弾性体」の概念を導入することによって、これら二つの問題は解析上は単に材質的な速い、すなわち、前者は「0次弾性体」を対象としているのに対し、後者は「1次弾性体」を対象とした連続体の力学の枠の中で統一的に解析することが出来るようになってきた。これによって、これまで、統一性がなく断片的に知られていた形状解析問題をかなり見通しよく整理することができることが明かとなったので、これについて報告する。 |